「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」

内容からみて完結編だと思われますが
前2作品よりワクワクドキドキ感や緊張感なく緩すぎでパワーダウンでした。
『お子様対象作品』というイメージです・・・
いや、刺激に慣れた現代のお子様が見ても「なんだかな感」アリかもしれません。

夜に展示物が動き出す・・・という時間的な制限
舞台が博物館内・・・という空間的制限
がある以上、もうこれがめいっぱいの展開だとも思われました。

しかし、よかった点もありましたよ!(笑)
・ベンステイラーは好きな俳優ですし、この作品の中でも2重のキャラの名演は流石喜劇俳優の本領発揮という感じでした。

・突然ヒュー・ジャックマンが出現して、しっかり笑わせてくれました。

ナイト ミュージアムナイト ミュージアムナイト ミュージアム

・これがロビンウィリアムズの遺作となってしまいましたがさすがに熟練のいい演技でした。
そう思ってみると、いろいろと別れを告げるシーンや言葉が多くあった気がします。

活き活きと演技してる姿を見ると
やはり映画界にとって大きな喪失感をまた感じてしまいますね。

作品全体では60点予想で50点かな。。

 

ロビンウィリアムズの代表作といえば
・レナードの朝
・今を生きる
・グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
ですね。
主役も脇役もすばらしかった。

レナードの朝レナードの朝グッド・ウィル・ハンティング

「 オズ はじまりの戦い 」

原作の『オズの魔法使』の前日譚。
魔法の国オズに迷い込んでしまった奇術師が織り成す冒険や、それによって大きく変わる運命を壮大なスケールで魅せてくれます。
監督は、『死霊のはらわた』の・・・ というよりすっかり『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ。(好きな監督です)
主演は、そのライミ繋がりか?スパイダーマン旧3部作のジェームズ・エドワード・フランコ
最先端VFXとライミのセンスが融合した圧倒的ビジュアルは、ディズニーランド(行ったことないけど・・・(;^ω^))のパビリオンに入ってるようにワクワクドキドキでした。
カラフルな映像は、チキチキバンバンを彷彿さすような?
繊細な画面でテンポよい展開は童心に帰って楽しめました。
まあ、損はしないお勧めの1本です。
でも、「オズの魔法使い」のイメージを期待してる人は、 「イマイチ」・・・かも?
なんせミュージカル的要素はまったくない、スペクタクル巨編ですから~(*ノ∀゚*)
是非、iMAX 3Dにてご覧ください。

2014年 3月15日

オズ はじまりの戦い オズ はじまりの戦いオズ はじまりの戦い

「イントゥ・ザ・ウッズ」

観終わっての感想は
いったいこの映画は何を伝えたかったんだろう?   でした。
感動する場面も泣ける場面も笑える場面もなく、疑問と脱力感(笑)

(僕が下調べしてなくて…この作品がミュージカルとは知らず)いきなりの歌と踊り、
まあクオリティは高かったのでマアマアよかったのですが
幾つかのグリム童話?を同時進行させてる為、やたら主人公が多くて、
それぞれの背景、説明が薄くストーリーが急展開

ここから下はネタバレになりますけど・・・
“「イントゥ・ザ・ウッズ」” の続きを読む

「レナード・ニモイ」 ミスター・スポック

レナード・ニモイ

われらの世代ではお馴染み((´∀`))
「宇宙大作戦」(「スタートレック」なんて洒落た言い方はしません(;^ω^))のバルカン星人「ミスタースポック」さんが83歳でお亡くなりになりました。
あまりにもはまり役だったので、生涯ミスタースポックのイメージが付いてしまいましたが、
世界中から愛されてたことを感じてたはずなので、その件に関しては本人も納得・了承済みだったように思います。
我らの少年時代から現在に至るまで、宇宙に対するワクワクドキドキ感と
いつまでも懐かしい感覚をを抱かせてくれて大感謝です<m(__)m>

僕は、これまた大大大好きなテレビシリーズ「スパイ大作戦」でパリス役としてレギュラー出演していたレナードニモイや「刑事コロンボ」への出演回も忘れてません(笑)

「ご冥福をお祈りします」
なんて言いません。

今頃は、またUSSエンタープライズ号に乗って
遥かな宇宙で冒険の旅を永遠に続けていることでしょう。

僕らの代わりに・・・


レナード・ニモイレナード・ニモイ ミスター・スポック
スパイ大作戦 スパイ大作戦 刑事コロンボ

「エクソダス:神と王」

監督は大作・問題作を数多く輩出しているリドリー・スコット。

僕のお目当ては何と言っても近年大注目の主役クリスチャン・ベールです。
リドリースコット&クリスチャンベールの超大作ということで奮発し3DiMAXで観ました。
本作は、旧約聖書の出エジプト記をもとにして、モーゼに率いられたヘブライ人がエジプトを脱出する過程を描写した作品でキャスティングや内容的にはチャールトン・ヘストンの『十戒』のリメイク的な要素がありです。
後半に行くに従ってクリスチャンベールがチャールトンヘストンに見えて(似て)きました。

エクソダス十戒 チャールトンヘストンエクソダス

「十戒」以外にも「ベンハー」「サムソンとデリラ」「エル・シド」などを思い出させてくれます。。

ベンハーサムソンとデリラエル・シド

エジプトを襲う10の禍や佳境ともいえる紅海の水が一気に引き、海がパッカーーーーッと割れる
「ヨッ!待ってました」的シーンも画面から迫り来る迫力は凄いのですが・・・

期待が大き過ぎたのと、どうも最近は質の高い緻密な3D映像技術に慣れてきてしまって
まずまずの満足度というとこにしておきます(;^ω^)