以前好きな洋画をお尋ねした時に、支持率が高かったのが「ローマの休日」
皆さん必ず何度か観たことでしょう。(僕のお袋も「サウンドオブミュージック」と「ローマの休日」は大好きでした)
ローマを表敬訪問した某国の王女が滞在先から飛び出し、一人でローマ市内に出て知り合った新聞記者との切ない24時間の恋を描いてます。
トレビの泉や真実の口など、永遠の都ローマの観光スポットを登場させていることでも有名ですね。
僕も20年程前ですが、イタリアに行ったとき映画のロケ地を意識して感じました。
特にコロッセオで「ドラゴンへの道」を・・・(;^ω^)
新聞記者にグレゴリー・ペック。
王女はオードリー・ヘプバーンですが、当初はエリザベス・テイラーを予定してたそうです。
オードリーは、この時新人でありながらアカデミー最優秀主演女優賞を受賞してます。
オードリーといっても春日ではありませんが(゚∀゚ ;)
誰でも知ってるアルアルですが、
かつて「ローマの休日」を語る時に必ず映画ファンの間でも話題になったスペイン広場の時計・・・
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映画の中盤にアン王女が市内に出て美容院で髪を短く切り、尾行してきた新聞記者ジョー・ブラッドレーがスペイン広場で「偶然の再会」を装って2人が語り合う場面がある。
時間にして2分にも満たないが、その時に階段下から撮ったカットで後景に教会の鐘楼の下の時計が映っていた。
カットのたびに時計の針が大きく動いており、このカットが何時何分に撮影されたかが分かり広場の撮影に3時間以上も要していたことが分かる。
しかしデジタルリマスターされた時に、この時計の針は修整されて、今では確認することは困難です(;^ω^)
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私の両親もヘプバーンが大好きで、ほとんどの作品観ているようです。
特に母は当時、ヘアスタイルやファッションを真似したと話してました。
王女役、当初はリズだったのですね。私は一度しか観ていないのですが、
最後の記者会見のシーン、凛とした姿がとても印象的でした。
我々の親の世代は今と違って娯楽が少なかったので「名画」と言われる類は多くの人が観て感動し、
影響を受けてファッションなどを真似したんでしょうね。
「君の名は」を観て女性の多くが「真知子巻」したそうですから( ´∀` )
女王役の変更以外にも
新聞記者役のグレゴリー・ペックも、初めはケーリー・グラントを予定してたそうです。
まあ、オードリーヘップバーンあんどグレゴリーペックで大成功だったのでしょうけど
個人的には『シャレード』が大好きなので、ケーリー・グラントあんどオードリーヘップバーンもアリだったかもと思います。